【LAS人】こんなアスカは大好きだ!10【専用】
携帯の画像
306 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/05/22(月) 02:49:41 ID:???
「ねえシンジ、あんたの携帯に入ってる画像見せてよ」
「別にいいけど」

携帯を取り出し、操作するシンジ。

ピッ 

「これは?」
「通学途中で見かけた猫」

ピッ

「これは?」
「トウジの目……かな?」
「あのバカのやりそうなことね…」

ピッ

「これは?」
「部屋から金星を撮ろうとした…んだと思う」
「あんた……またムナしいことしてんのね…」
「いいだろ…別に」
「まあいいわ。次は?」

ピッ

「…………」
「…………」
「…これ、私の寝顔……よね?」
「………えーっと……」

308 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/05/22(月) 13:14:29 ID:???
>>306勝手に続き
「…………ま、まあアンタの気持ちも分かるけどね!
 こんな愛らしくて艶かしくてきゅーとでぷりちーでせくしーなアタシの寝顔、見たら撮らずにはいられないって感じだったんでしょ?
 ホントなら磔獄門に処す所だけど、アタシの美貌という罪も割り引いて、今週末アンタの奢りのゲーセン遊び倒しツアーで勘弁してあげる」
「……はは、は。ありがとう」
「んじゃ、次行くわよ」
「え。えーと、もういいだろ? 返してよアスカ!」
「だぁめ。アンタさっきの罪を酌量してあげたのを忘れたの? 最後まで見せなさい!」
「あ……でも、あの……」

ピッ

「……何? このヒワイな物体は?」
「えっと……ペンペンの足の裏?」
「……なんでこんなモン撮るのよ?」
「……なんでだろう?」

ピッ

「何よ、またアタシの写真? ふーん? こりゃ、今週末のゲーセンは手加減ナシで遊んじゃえそうね?」
「わ、分かったからもう止めよう?」
「だめー。最後目で見るわよ」

309 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/05/22(月) 13:15:32 ID:???
>>308続き
ピッ

「……また?」
「いや…ええと…」

ピッ

「やだ、こんなのいつ撮ってたのよアンタ!」
「あ、それは、そのー」

ピッ(以下延々とアスカの日常の様々な表情を写した写真が続く)

「……すけべ。なによこれ、全部隠し撮りみたいなモンじゃない。えっちちかんへんたいしんじらんない」
「ご、ごめん……なさい」
「……ゲーセンツアーに+αとしてショッピングと映画とディナー追加! そうじゃなかったら許さん!」
「わかりました。あの、ホントにゴメン、アスカ。反省してる」
「じゃあ、もう一つだけ追加で許してあげる」
「何? 出来る事なら何でもするよ」
「……お子様のバカシンジには難しい事かもね」
「ど、どんな事?」
「……ふん! 今週末のデートの終わりに教えてあげるわよ! ばぁか!」

314 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/05/22(月) 21:07:19 ID:???
勝手に>309の続き


「次はアスカの携帯も見せてよ」

「はぁ?バ、バッカじゃないの!な、なんでアンタなんかに見せなきゃいけないのよ!」

「アスカ、なんで慌ててるの?分かった!アスカも変なの撮ってるんだ!いただき!」

「きゃ!コラ返せ、このバカシンジ!ヤ、ヤダ、見ないで〜!」

「これって…僕、だよね?」

「ヒック、だから見ないでって言ったのに…ヒック」

「わ、わ、泣かないでよアスカ!…僕達ってお互いの写真は持ってるけど二人で写ってるのってないよね?
だからさ…週末に二人で写真、撮りまくろうよ!」

「(涙目で頷きながら)アンタがどうしてもって言うなら…撮ってあげてもいいわよ!」


週明け月曜日の学校で、携帯の待ち受けが二人とも同じ画像になってるのをからかわれる二人がいたとさ。

その手に握られた携帯の待ち受けには、腕を組んで満面の笑みを浮かべた二人が写っていたそうな…