【LAS人】こんなアスカは大好きだ!11【専用】
抱き枕
- 255 名前:1/7 投稿日:2006/10/23(月) 13:57:30 ID:???
- むぎゅー
「くぇ…」
「アスカ、ペンペンが苦しそうだよ。何やってるの?」
「最近睡眠不足なのよ。それをリツコに相談したら、抱き枕を作ってくれるって」
「それで、何でペンペンを潰してるの?」
「…後でアンタを潰してあげてもいいけど」
「あ、いや、じゃあ何をしてるの?」
「抱き枕って、あんまり見本が無いのよ。だから手近なものでちょうどいい堅さを調査してるのよ」
「へ、へぇ〜(やっぱりペンペンを潰してるようにしか見えない…)」
「何か言った!?」
「何も言ってないです!」
「まあ良いわ。でも、ペンペンはダメね」
「何で?柔らかそうだけど」
「まあまあなんだけど、しっくり来ないのよねえ。今まででは2番ね」
「1番は?」
「ファーストよ」
「綾波?」
「そう。意外と柔らかくて、しっとりしてて、いい感じだったわ」
「ほ、ほぉ…」
「ヘンタイ」
「な、何だよ」
「今、変なこと考えてたでしょ?」
「考えてないって」
「じゃあ何考えてたのよ?」
「それは…その…」
「ヘンタイ」
「だから違うって」
「スケベ」
「ぅぅぅ」
- 256 名前:2/7 投稿日:2006/10/23(月) 13:59:13 ID:???
- 「なんか良い固さのもの無いかな〜」
「ぅぅ…」
「アンタ、いつまでも凹んでないで、一緒に考えなさいよ」
「ぅう…他の人は試したの?」
「結構試したわよ」
「例えば?」
「ヒカリは良かったわね。マヤもまあまあ。加持さんはちょっとガッチリしすぎだったわね」
「ミサトさんは?」
「アレは胸がでかすぎ。あんなの枕にしたら窒息しちゃう…って、ヘンタイ」
「な、何でだよ!」
「また変な想像してたでしょ?」
「し、してないよ…」
「ホントにどうしょうもないスケベね」
「ち、違うよ」
「何が違うんだか」
- 257 名前:3/7 投稿日:2006/10/23(月) 14:00:41 ID:???
- 「やっぱファーストかな〜」
「ところで、アスカは綾波に抱きついたの?」
「そうだけど?」
「意外だね。仲悪いと思ってたよ」
「アンタが居ないときは仲悪くないわよ」
「?」
「なんでもない」
「よくわからなかったんだけど…」
「ナンデモナイ」
「何で片言になってるの?」
「ワタシニホンゴワカラナイ」
「明らかに嘘だよね?」
「…まあ、とにかく早く抱き枕の堅さを決めないと」
「さっきのは…」
「ウルサイ!」
「何だよ、ワケわかんないや」
「とにかく!アンタもアタシの抱き枕の堅さを考えなさい!」
「仕方ないなあ…」
- 258 名前:4/7 投稿日:2006/10/23(月) 14:01:50 ID:???
- 「あのさ…」
「何よ」
「アスカってさ、柔らかそうだよね」
「脂肪が多いって言いたいの?」
「ギブギブ…そうじゃなくて、抱き枕にぴったりじゃないかなあと」
「…まあ、それはそうかもしれないわね。完璧なプロポーションだし」
「どうかな?」
「ダメね」
「何で?」
「試せないから」
「確かに」
「やっぱりアンタはバカね」
「…せっかく考えたのに」
「それとも…」
「え?」
「アタシを抱きたいとか?」
「そそそそんなわけ無いだろ!」
「アンタにそんな度胸無いことは知ってるわよ」
「え?」
「ばーか。そんなことよりまくらまくら」
「なんだよ、まったく…」
- 259 名前:5/7 投稿日:2006/10/23(月) 14:02:56 ID:???
- 「…うーむ」
「どうしたの?」
「アンタには関係無いわよ」
「あ、そう」
「うーむ…」
「気になるなあ」
「気にしないで」
「じゃあ部屋に帰るよ」
「あ、ダメ!」
「な、なんだよ」
「もう少しの間そこに座ってなさい」
「やだよ。関係ないんだろ?」
「関係ないけど、関係ある」
「何が言いたいのかわからないよ。詳しく言って」
「…よさそうだな〜って」
「何?」
「抱き枕にちょうど良さそうだなあって言ってるの!悪い!?」
「わ、悪くはないよ…(何怒ってるんだよ…)」
「じゃあ試すから」
「えっ!?」
「悪くないんでしょ?」
「え、ま、まあ」
「じゃあシャワー浴びてきなさい」
「えっ!!?」
「少しでも汚れてたらコロス。少しでも汗かいたらコロス。わかった?」
「わ、わかりました」
「じゃあさっさと行ってきなさい」
「ハイ」
- 260 名前:6/7 投稿日:2006/10/23(月) 14:05:08 ID:???
- 「ふう…あれ?」
「遅い」
「ご、ごめん」
「んで、何?」
「パジャマなの?」
「他になに着るのよ」
「そ、そうだね」
「じゃあアタシの部屋に来て」
「えっ!?」
「さっさと来なさい」
「は、はい!」
「じゃあ、そのベッドに寝て」
「でも、これアスカの…」
「良いから」
「う、うん…」
「じゃああっち向いて」
「うん」
「ま、まだ?」
「ちょっと待ちなさい」
「う、うん」
「ふぅ…よし」
ギュッ
「あっ」
- 261 名前:7/7 投稿日:2006/10/23(月) 14:06:09 ID:???
- 「うん。アンタが一番ね」
「…」
「やっぱり男なだけあって筋肉もあるし、でも固すぎないし…」
「…」
「どうしたの?」
「なんでも…無い」
「もしかして、照れてる?」
「て、照れてるわけないだろ!」
「ばーかっ」
「なんだよ」
「さてと…もうこんな時間ね」
「え?」
「こっちは向かないで」
「う、うん」
「じゃあアタシ、そろそろ寝るから」
「じゃあ僕も寝ようかな…」
「あ、そうそう。明日枕作りに行くから、よろしく」
「よろしくって…」
「ま、アタシの体をあれだけ味わったんだから当然ね」
「あれだけって…そんな…」
「じゃあおやすみ〜」
「お、おやすみ」
身も心ももて遊ぶアスカと遊ばれるシンジ