【LAS人】こんなアスカは大好きだ!11【専用】
93氏
93 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/09/20(水) 20:56:39 ID:???
『世界の中心で、愛をさけぶ』鑑賞中in葛城邸

「ウッウッウッ…グスッ!(グビグビ)ズズッ(チーン)ウッウッウ…」
「……(うるさいなあ…まったく年取ると涙腺緩むって本当かもしれないわね)」
「………」

「……(…まあ、感動映画ってやつよね。アタシだって隣に煩いのがいなかったらもうちょっと見入ってたかもしれないし)」

「……?…(あれ?…シンジ随分と真剣に見てるけど…なんか泣く様子はないわね……ていうか…)」

「……(そういやシンジが泣いてるのって見たことない、よね?…アタシは見られたのに…あ、なんか腹立ってきた)」
・・・・・・・

「…結構面白かったね。…ミサトさん…大丈夫ですか?」
「んあ?だいじょぼぶよだいじょぶ…(チーーン)…ッあーやっぱたまに思い切り泣くのっていいストレス解消になるわ〜」
「…そうなんですか……アスカ、どうだった……どしたの?」
「……シンジ、アンタあんなに見入ってたのに、泣く気配がまったくないってどういうこと?」

「えっ? いや、そんなこと言われても…本とか映画とかで泣いた事ないし…」
「なによそれ? まるでファーストじゃないのよ!」
「なっ…なんでそこで綾波が出て来るんだよ!? それに綾波だって泣いたりもするよ!!」
「ッ!!…な、なんでそんな事知ってんのかしらぁ?」
「えっ…な、なんだっていいだろ!!」
「! こ、この…バカシンジがぁ…」

94 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/09/20(水) 20:59:35 ID:???

「はーいはいはい! 全く仲のよろしい事で。それにしてもアスカ、シンちゃんだけじゃなくて映画も見ましょうね〜」
「!? な、なにいってんのよ泣き年増ッ!!」
「…あ」
「………」

「はっ…い、いや今のは言葉のあやというか…み、ミサト?」
「…じゃ、じゃあ僕寝るから、おやすみ〜」
「あぁッ!! ちょっとシンジ!!あんたそれでもおと(ガシッ)…こ…」
「ウフフフフ…な〜んか最近、アスカとは家族としてのコミュニケーションが足りないと思ってたのよね〜」

「ひっ!? い、いいわよ十分足りてるって!! ミサトの愛情は十二分に―――」
「さあ! 朝まで語り明かすわよ!! 私のプライベートルームでね♪」
「い、いやあああああ!?」
「まあまあ。今日はビール飲んでいいから♪……シンちゃんの事も相談に乗るわよん♪」
「えっ…………い、いややっぱや「(ガラッ)お姉さんのお部屋へようこそ〜!(パタン)
・・・・・・・・・