【LAS人】こんなアスカは大好きだ!12【専用】
ワイシャツ
676 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/06/03(日) 19:51:28 ID:???
風呂に入ろうと脱衣所で服を脱いでいると、ふとバカシンジのワイシャツが目に入った。
そういえば汗を掻いたから着替えていたっけ、と思いながら徐々にそれはアタシの意識を占めていく。
気が付けばアタシは上はブラ、下は下着とスカートというあられもない格好でシンジのシャツを手に取っていた。

バカシンジの汗臭いシャツ・・・そんなものを前にすれば嫌悪感しか湧かないはずなのに、
不思議とそれを掴むアタシの手は硬直し、心臓はバクバクと激しく鼓動し、体は硬直してしまった。
そんなはずはない、そんなはずはない、とアタシは自分に言い聞かせたが、
それでも視線はシンジのシャツから離れず、むしろその距離はどんどん近付く。

シンジのシャツがアタシの顔を包んだ時、限界を超えて動いていた心臓の鼓動が最も強く響いた。
汗の匂いは不快なはずなのに、そこから醸し出される匂いはまるで媚薬のようにアタシの心を奪っていく。
我慢できず、アタシはシャツを強く、強くアタシに押し付ける。そこからアタシの鼻腔に流れ込む匂いは脳髄を激しく刺激する。

もう、我慢できない。アタシは穿いていたパンツを

(省略されました。 続きを読むにはワイシャツのメーカーを5社挙げてください)

685 名前:683に捧ぐ 投稿日:2007/06/04(月) 19:48:34 ID:???
足に絡みつくスカートと一緒に脱ぎ捨てた。

パンツは丸まり、スカートは皺だらけになったけど、そんなことはもはやアタシには関係が無い。
破り捨てるように胸に残ったブラを脱ぐと、アタシはシンジのワイシャツを片手に風呂場へのドアに手をかける。
脱衣所のカーテン一枚向こうはキッチン、そして多分部屋にいるであろうバカシンジだ。

脱衣所ではシンジのワイシャツを存分に楽しむことはできない。
もし声が洩れてしまったら・・・もし不審に思ったシンジが声をかけてきたら・・・もし、もし、シンジがアタシの堕ちた姿を見たら・・・
そう思った瞬間、アタシの下腹部が強く疼き、そうすることへの魅力とその後の展開を待ち望むアタシがいた。

でもダメ。微かに残った冷静な部分が辛うじてアタシを風呂場へと向かわせた。
エッチ、バカ、ヘンタイ、かつてバカシンジにかけた言葉だ。それが今のアタシにはピッタリに思えて皮肉だったが、
腕の中にあるシンジのワイシャツはそれだけではアタシを止めることはできない魔力を持っていた。
記憶にある優しい女みたいな笑顔と、ワイシャツの卑猥なまでの男の匂い。
それがアタシの思考力を奪ってゆき、淫らな道へとアタシを堕とす。

だから風呂場のドアを開けて、浴槽に気持ち良さそうに浸かるシンジを見つけたとき、アタシは

(省略されました。続きを読むにはワイシャツと萌えの関連性の考察を100文字以上で書いてください)

692 名前:691に捧ぐ 投稿日:2007/06/05(火) 11:53:07 ID:???
全てを曝け出した自分の姿を隠すこともできなかった。
目の前のシンジの姿から、アタシは瞳を動かすことができなかった。

休日のラフな格好の時にTシャツや半ズボンの隙間から覗くシンジの細い肢体。
今日はそれに加えて引き締まった腰や白く薄い胸板が波打つ湯船から透き通ってアタシの瞳に届く。
濡れて頭部に貼り付いた、光を反射する妖艶なまでの漆黒の髪の毛がアタシを狂わせる。

それだけでアタシの下腹部の疼きは激しくなる。心臓の鼓動が波打つ。
今すぐ湯船に飛び込んでシンジに身を任せたくなってしまう。
そうしなかったのは―シンジの姿が持つ絵画のような美しさと完成された男の妖艶さだった。

後から振り返ればバカシンジは、同じようにアタシを見て思考力を奪われたみたいだった。
アタシと同じように、曝け出した体を隠すこともなく、驚きの言葉を口にすることもなく、ただただ呆けたようにアタシの体に魅入っていた。
でもアタシを見つめるその呆けた視線は、いつものバカシンジのではなく、間違いなくオトコのそれだった。

浴室の模様に変化が訪れるまでに、たっぷり1分はあったと思う。シンジが、ふと、口を開いた。

「・・・僕の、ワイシャツ?」

(省略されました。続きを読むにはワイシャツアスカのAAを下さい)

705 名前:694&695に捧ぐ 投稿日:2007/06/05(火) 23:50:22 ID:???
シンジが最初に口にしたことは、アタシの肌でも無ければ浴室に裸の男女が二人きりでいることに対する反応でも無かった。
アタシのオンナの部分に揺さぶりをかけて引き出す魔性の道具−シンジの汗臭いワイシャツを、素っ裸のアタシが持っている事に対する驚きだった。
アタシが浴室で、このワイシャツで何をしようとしていたのか、悪そらく無意識のうちにシンジはそれに気付いたのだろう。

頭が冷静になる前に、再びアタシの脳はあの媚薬のような匂いを思い出して支配される。
ただ今度は、その匂いの元が目の前にいるのだ。それも全てを曝け出して。
鼻腔を刺激するシンジの匂い、それだけでなく瞳から入ってくる濡れたシンジの細い体。

嗅覚だけでなく今度は視覚すらアタシを狂わせ始める。
これでシンジの柔らかく、でもどこか男を思わせる硬い体に触れたら―。シンジの声がアタシの耳元で囁かれたら―。シンジの口の中の味を味わえたら―。
五感でシンジを感じられたら、アタシはどうなってしまうのだろう。そう思うだけでアタシのオンナの部分が潤う。

お互いの視線が絡み合い、この気持ちに身を任せようとしたその瞬間―。

「クシュン」「ヘックション」

シンジもアタシも、同時にクシャミをしてしまった。ぽかん、とした表情を浮かべた後、唐突に笑いが込み上げて来た。
クスクス、という小さな笑いはシンジのそれと共振することで次第に大声での笑いに変わって行った。
アタシ達がオンナとオトコから、再びいつものアタシとバカシンジに戻った。


シンジが着替え終わって脱衣室から出るのを確認してから、アタシはシンジのワイシャツを羽織って脱衣室へと足を進める。
湯船に一緒に浸かっただけだったが、鏡に写る自分の姿はどことなく女に見えた―ワイシャツがそうさせているのかもしれない。
にっこりと微笑むと、アタシはそのままの格好でリビングに出ることにした。バカシンジの狼狽する姿が目に浮かぶ。

「ちょ、ちょっと、アスカ!そんな格好でうろつかないでよ!」