【LAS人】こんなアスカは大好きだ!13【専用】
一人芝居
863 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/04(火) 11:01:30 ID:???
「・・・なによバカシンジ…。なんの用よ」
「アスカ…。ごめんねこんな所に呼び出して…。
実は…僕、アスカの事大好きです!僕と付き合ってください!!」
「はぁ?なに言ってんのよ!アンタとアタシがつりあうワケ無いでしょ!?バっカじゃないの!?」
「う…。そんな…お願いだよ!僕、アスカが大好きなんだ!アスカが居ないと生きていけないよ!」
「ふんっ!じゃあ勝手に死んでればぁ?アタシ帰るからねぇ〜」
「・・・・・待てよ!!!!」
「イタっ!ちょっと何すんのよバカシンジ!!」
「うるさい!アスカは僕のモノなんだ!!
だから…僕のモノにしてやるんだぁ!!」
「ちょっと!離れなさいよ!気持ち悪い!!
イヤ!変態!やめてよ!」
「うるさい!はぁ…はぁ…これが、アスカの身体…。」
「見るな!離れろ!!」
「アスカ…綺麗だ…ちゅる…ぴちゃ…
はぁ…はぁ…おいしいよぉ…アスカぁ…。」
「い、イヤぁ!やめて!気持ち悪いぃぃ!!」
「アスカ…もう我慢できないよ…。
はぁ…はぁ…挿入るよ…?」
「い、イヤぁ…イヤぁぁ…。
イヤああああああああああああああああ!!!!」

ガチャっ!!
「どうしたのアスカっ!?」
「はっ!シンジ!」

その時シンジがアスカの部屋で見たモノは…
ベッドの上で、顔の部分にシンジの似顔絵を貼り付けたぬいぐるみを抱きしめながら、一人芝居をしている下半身裸のアスカだった

864 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/04(火) 12:59:45 ID:???
勝手に続き

「ア、アスカ!?」
シンジがドアを開けると、そこにはぬいぐるみを抱いたアスカの
姿があった。
アスカの頬はうっすらと色づき、目は潤んでいる。
何事かと視線を動かせば、ぬいぐるみには人の顔らしき絵がはりついている。

さらに目線を下に移動すれば、白く美しい足が、ぬいぐるみをはさむように
放りだされている。

薄く血管もみえるほど、白く長い足。
14歳という年齢からくる、少女から女性へとうつりかわる
アンバランスな余りにも危うい肉付き。
「ぶっ」
シンジの顔は一気に赤く染まり、鼻からは血が飛び出す。

逆に、その姿をみたアスカは、愛しい少年に、自分の痴態を見られてしまったという
衝撃から、わずかばかりの復帰を果たすことができた。

「キャ、キャー!!H、バカ、ヘンタイ!!信じらんない!」

そういうが早いか、手に持っていたシンジ君人形2号(アスカ命名)
を思い切り投げつけた。
なんとか手で鼻血を抑えていたシンジは飛んでくるぬいぐるみの向こうに
隠すものの無くなった、少女のあまりにも僅かにある茂みに目を奪われ
さらに盛大に血を噴きだした。
ぬいぐるみの衝撃もあいまって
ゆっくりと意識をフェードアウトしていくなかでかろうじてシンジが言えた事は
「き、きんぱつ・・・」
少年の言葉の意味を理解するのに、少女はさらにいくばくかの時間が必要だった。

867 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/04(火) 14:57:59 ID:???

シンジが目を覚ますと、うっすらと蛍光灯の光が目にはいってきた。
そのまぶしさに、開きかけていた目を細める。次第に目が慣れてくるとキラキラと光る
髪の毛が目の前を泳いでいる。
低い音を立ててクーラーが動いている。その風に舞って、アスカの髪の毛が目の前を揺れていた。
気を失う前の場面を思い出し、シンジの顔がさっと赤くなる。
そっと目線を上げれば愛しい少女の顔が。
視線が絡まり、どちらもあわてて逸らす。
シンジは飛び上がるように起き上がる。
アスカはうつむいたまま、髪の毛に隠れて表情は見えない。
正座しているその姿に、シンジは自分が今まで少女に膝枕されていたことに
気がついた。
「そ、その…ゴメン!」
礼を言うよりも、自身の癖か、先ほどの後ろめたさか。謝罪の言葉が口に出た。
その言葉を聞いたアスカが、ビクリと肩を震わせた。
シンジは、逃げるように後ずさると、足が絡まりドスンと尻餅をつく。
「あ、あの…」
誤魔化すように、言葉をつむごうとするが、後が続かない。
クーラーの音だけが、部屋に響く。
「…だから」
アスカの声。
「え?」
俯きかけていたシンジは、アスカの言葉を聞き取ることが出来なかった。
「シンジに、あんたに襲われたときの対策をしてただけなんだから!
スケベシンジにいつ襲われるか、わからないもんね!」
口早にそれだけ言うと、アスカは自分の部屋に走っていってしまった。
バタン
ドアが閉まる音を聞きながら、シンジは
あの、ぬいぐるみについていた顔は、自分だったんだ。とぼんやりと思っていた。