【LAS人】こんなアスカは大好きだ!14【専用】
ちょいへたれアスカさん来日
- 214 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/26(水) 01:03:11 ID:???
- オーバーザレインボー
ドーーーーーン!!
「使徒だ!」
「し、使徒ぉ!?本物のっ!?」
ドーーーーーン!!
「た、大変だわ逃げなきゃ!
まだ使徒が近づいてない今が逃げるチャ〜ンス!!」
「ちょっと惣流さん!弐号機があるんだから戦った方が良いよ!」
「うっ…でも…」
「怖いの…?」
「っっ!!こ、怖いワケ無いじゃない!行くわよバカ!!」
〜ちょいへたれアスカさん来日〜
「ちょっと着替えるから待ってなさいよ!」スルスル…
(・・・・・)パサっ…
(視線を感じる…)ガサガサ…
(どうしよう…。言えない…)ごそごそ…
(ふ、ふんっ!いいわよ減るモンじゃないし!と、特別に許してやるわ!)
プシューっ
「はぁ…ママ…。アスカ、ママの所に行きます…」
「さぁ〜て、アタシの華麗なる操縦を見せてあげるわよぉ〜!」
「うん!頑張ってきてね!」
(うぅ…ついて来てほしいのに言えないわ…
・・・仕方ない)
- 215 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/26(水) 01:06:09 ID:???
- 「あら?変ねぇ?」
「へ?」
「変よ!これじゃあ出発できないじゃない!だって変だもの!」
「な、なにが変なの!?」
「あぁっ!!とんでもなく変だわ!ちょっとサード!こっち来て手伝って!」
「うん!」
ガション!
「よっしゃあ!エヴァ弐号機発進!!」
「きゃー!!でかいー!!あれが使徒なのぉー!?」
「ねぇ!なんで僕はここに居るんだよぉ!!」
『アスカ!?シンジくんも居るの!?』
「きゃー!!こっち来たー!!」
「ねぇ!なんで僕はここに居るんだよぉ!!」
『ちょっと2人共聞いてるの!?』
「きゃー!!使徒に触ってるー!!こわいー!!」
「ねぇ!なんで僕はここに居るんだよぉ!!」
『アスカ戦いなさい!海に落ちるわよ!!』
「きゃー!!海に落ちたー!!」
「ねぇ!なんで僕は海中に居るんだよぉ!!」
『いい加減にしなさいよあんたらー!!』
『アスカ、シンジくん!目標に残りの艦隊からのゼロ距離射撃が作戦よ!
なんとか使徒の口を開かせて!』
「無理よぉ…できっこないわよぉ…」
「惣流さん…」
「うぅ…。使徒がこんなに怖いと思わなかったもん…
ピカチュウみたいな可愛いヤツばっかりだと思ってたのにぃ…」
『なに言ってんのアスカ!』
- 216 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/26(水) 01:09:55 ID:???
- 「ひっく…もうドイツに帰るぅ…。加持さん助けてよぉ…」
「わかった…僕がやるよ」
『シンジくん!!』
「初めての戦いだもん…。怖いよね?わかるよその気持ち…」
「・・・・・」
「惣流さんはそこに座ってて…。
へへっ…僕も初戦は座ってるだけだったんだ。初号機の暴走で勝ったんだよ?」
「・・・・・」
『シンジくん…』
「いきますミサトさん…」
「ま、待ちなさいよ…」
『アスカっ』
「あ、アタシの華麗な操縦見せるって言ったでしょ…
アタシの弐号機に触っていいのはアタシだけなのよ…」
「うん」
「アタシが決める…。アタシが使徒を倒すから…
だ、だからね…」
「うん…」
「・・・手、握ってて…」
「うんっ」
『アスカ、シンジくん!やったわね!見事な操縦だったわよ!!』
「あったり前でしょ〜?アタシが戦ったんだからさぁ!」
『はぁ…可愛げが無いわねぇ…。シンジくんもお疲れ様!』
「はい。ちょっと疲れたからプラグの中で休憩してていいですか?」
『いいわよんっ!じゃあちょっと艦長と話があるから失礼っ!』ピッ!
- 217 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/09/26(水) 01:13:18 ID:???
- 「・・・通信切れた?」
「うん」
「悪かったわね…」
「いいよ。腰が抜けてプラグから出れないなんて言えないもんね?」
「うるさいバカー!!」
終わり