【LAS人】こんなアスカは大好きだ!14【専用】
『ズルイ』
593 名前:ズルイ 投稿日:2007/10/17(水) 23:11:16 ID:???
今日は土曜日。おやつ食べて御腹が膨れたのかシンジはソファでお昼寝中。
あたしはその寝顔を眺めて、シンジのホッペを起きない程度にプニプニしてる。

シンジはずるい
告白はあたしからした。後で聞いたらクラスでもNERVでもあたしがシンジが
すきってほとんどの人が気付いてた。この鈍感!!
プニプニプニ

シンジはずるい
あたしがラブレター貰ったり告白されても「信じてるから」っていつも平静。
その言葉はうれしいけど不満。だって、あたしはシンジがラブレター貰ったら
焼餅で狂いそうになるのに・・・。もう、少しは焼餅やけっての!!
プニプニツンツン

「う、うん」
シンジが声あげたのであたしはびっくりして手を引っ込めた。暫らくしてまた
スースー寝息がしてきたのでちょっと安心。何か気が抜けたので、烏龍茶
を冷蔵庫から出して飲んで、またシンジの寝てるソファに向った。どっちにしろ
そろそろ夕方なので起こさないといけないし。

594 名前:ズルイ 投稿日:2007/10/17(水) 23:12:36 ID:???
シンジはまだ幸せそうに寝てた、そりゃそうだろうけど。何かちょっとムカついた
のであたしはシンジの上に覆いかぶさって唇を重ねた。まだ起きない。ゆっくり
あいつの口を開いて舌を入れてやる。ちょっとしてシンジは目を開けてびっくりした
表情を一瞬したけどすぐに腕をあたしの腰に回してきた。唇がそっと離れる。

「アスカ、随分刺激的な起こし方だね」
「あんたがずるいからよ」
「僕がずるい?」
「あたしの身体でシンジの唇と指で触れてないの所なんてないのに、いっもあんたに
 攻められて、あたしはあんたの身体を全部触れてないもん」

シンジがクスクス笑い出したのであたしは拗ねたように口をとんがらさせた。
「じゃ、今から触れさせてあげるよ」とシンジがあたしを起こして言うと、

プシュ
「しんちゃ〜ん、アスカ〜、ただいま〜。いやあ、土曜出勤つらいわ〜」

理由もわからず今日のえびちゅ禁止をアスカに言い渡されるミサトだった。