【LAS人】こんなアスカは大好きだ!14【専用】
天然
- 786 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/11/04(日) 21:25:51 ID:???
- 夜が迫り帰途につく職員が目に付くNERV本部の一室、
憔悴した表情のミサトがパイプ椅子にもたれかかっているとリツコがマグカップを二つ持ってきた。
「どうしたの?最近疲れているみたいね。作戦部の仕事はそんなに無かったと記憶してるけど」
「仕事じゃないのよ、仕事じゃ」
リツコから渡されたマグカップをありがと、と受け取り中のコーヒーを啜るミサト。
使徒戦の時からは想像もできないほど活力が奪われている三十路女がそこにいた。
ミサトの返答にリツコはああ、と合点がいった様子だった。
「シンジ君とアスカね」
「ご明察」
リツコは苦笑しかけていた眼鏡を外した。
「こっちでも聞いているわ。最近夫婦同様の生活みたいじゃない?あの二人」
「独身女には堪えるわ。最後の一人にはなりたくない、って思ってたけど
まさか喧嘩ばかりしてたあの二人に追い抜かれるとは不覚だわ」
「問題はアスカじゃなくてシンジ君にあると聞いたけど」
「そうなのよ。アスカはまだ恥ずかしいのか私がいるときは普通なんだけど、シンジ君がね。
恥ずかしい事してるって自覚が無いみたいなのよ。アスカも振り回されて大変みたい」
「意外といえば意外ねぇ」
- 787 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/11/04(日) 21:27:05 ID:???
- リツコも何度かそういう場面に遭遇している。シンクロテスト中に一緒にお風呂に入った発言を
された時はLCL圧縮濃度を限界まで上げてやろうかと思ったぐらいだ。
「シンジ君に付き合っているって意識が無いから余計に始末に終えないのよ。
どこの世界にご飯の食べさせっこをカップル以外の行いだと思う男子中学生がいるのよっ!」
「原因はアスカね。おの娘シンジ君に甘えたいからって、
男の子は同居人の女の子とアレコレやるものだって吹き込んだらしいじゃない」
「そのアスカも苦労してる見たいよ。学校で家でやってることシンジ君が暴露しちゃったみたいだから」
「自業自得ね」
その時、ミサトの携帯が鳴った。着信は自宅、声の主はアスカだった。
「えぇ何?シンジ君が雑誌のインタビューで一緒にお風呂入っている事を
バラしちゃったからNERVの圧力で出版停止にしてくれって?自分でどーにかしなさい!」
憤慨して電話を切ったミサトのに肩にリツコの手が伸びた。
「来週のスケジュール、組み直すわ。あの二人で24時間耐久シンクロテストを実施するから」
「あら奇遇ね。その後に作戦部の体力強化コースと個室での精神修養コースをしようと思った所よ」
- 791 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/11/04(日) 22:43:18 ID:???
- 逆ver.
放課後の教室、帰り支度をするクラスメイトを背にご機嫌なアスカさん。
興味津々なヒカリ嬢が鼻歌交じりに教科書をバッグに仕舞うアスカに話しかけた。
「アスカ、今日はご機嫌ね。何かいいことあったの?」
「あったというかこれからあるのよね〜♪」
「なになに?聞かせて」
「聞きたい〜?」
「うん」
何しろクラスいちの美少女がご機嫌なのだ。ヒカリのみならずクラスの男子の半分は耳を澄ませた。
そんな周囲の様子には気付かす、大声で宣言するアスカ。
「今日はね〜シンジが一緒にお風呂に入ってくれる日なのっ!」
「「ええっ〜!!!!!!」」
「シンジったら一緒に入ろうとしても恥ずかしがるのよね。
何度もお願いしてやっと週に一回は一緒に入ってもらうって約束取り付けたんぐぅ」
背後からアスカの口を押さえるシンジ。
「はははは何言ってるんだよアスカ冗談が上手だなさあはやく帰らないと」
しかしその幾手はクラスの男子が阻み、アスカはヒカリをはじめとする女子の捕まって座談会を開いたとさ。