【LAS人】こんなアスカは大好きだ!14【専用】
『ラピュタな人々』
853 名前:ラピュタな人々 投稿日:2007/11/08(木) 21:14:15 ID:???
<葛城邸リビングにて>

アスカ、レイ、シンジの3人でラピュタを見ていた。結構この手のものに
感動するアスカは見終わった後、こう口を開いた。

「初めて見たけどラピュタって面白かったわ〜。特にシータがあたしそっくりな健気でいいわね。」
「え・・・、ああそうだね」たくさんの言葉を飲み込むシンジ。
「弐号機パイロット。ムスカ大佐がお似合い。」
「な、なんですってぇー!!」
「『まるで戦自がゴミのようだ』と言いながら戦ってたの私知ってる」
「あ、綾波。まずいって」
「ファースト、ケンカ売ってくるなら買うわよ(ギロリ)」

二人に挟まれオロオロするシンジ。アスカとレイはくっつくほどの距離で睨み合っている。

「碇君がパズーで私がシータ。シナリオ上そうなるわ」
「なんでそうなんのよ!!あんた巨大化できるんだから巨神兵そっくりじゃないの」
「アスカ、それナウシカ。」
「うっさい!!バカシンジ!!そういうあんたはどっちの味方なのよ」
「碇君は私との絆が大事。だから私の味方。」

矛先が自分に向くとは思わなかったシンジはちょっと困ったが、何かを思いたらしい。

854 名前:ラピュタな人々 投稿日:2007/11/08(木) 21:15:31 ID:???
「それなら、アスカがシータで綾波はナウシカでいいじゃないか(逆の気もするけど)」
「ふ〜ん、じゃああんたは何なのよ?」
「僕悪役でいいから、ムスカでいいよ。アスカも綾波も仲良くしてよ・・ね?」
「碇君の命令ならそうするわ」
「フフフ、そうするとパズーはここいないから、シンジはあたしと結婚するのよ(真っ赤)」
「あ、アスカ(真っ赤)」
「シナリオ勝手に書き換えるの駄目。ハヤオが許さない」

収拾がつかなくなってどうしようかとシンジが思っていた時に、腐海と呼ばれている
部屋からミサトが「シンちゃん御腹減った〜」と四つんばいで出てきた。

「ミサトは王蟲(オーム)ね。」

アスカのこの言葉にシンジもレイも黙って頷いた。