【LAS人】こんなアスカは大好きだ!15【専用】
王様ゲーム
170 名前:王様ゲーム 投稿日:2007/11/29(木) 23:25:06 ID:???
「バカシンジ♪ゲームやるわよ。これどっちか選んで。」

僕の恋人アスカは割り箸を2膳持っていて、そのひとつを前に出しこっちを
選べと明らかに目で威嚇している。これって強制じゃないか・・・。
しょうがないので彼女が僕に取らせたい割り箸をとった。何の変哲
もない割り箸。ちなみに彼女のは端が赤くなっている割り箸。

「きゃーーーわたしが、お・う・さ・ま♪」
「お、お、王様ゲームを二人でやるの???」
「そうよ。何か文句あんの?」
「あの・・・アスカ・・・ほどほどに・・ね」

惚れた弱みと言うよりは怒らした後の彼女の機嫌を直すのが大変
なので僕は素直に命令に従うことにした。はぁ〜ため息しかでないよ。

「じゃ〜ね〜、最初の命令。シンジはあたしにキスしなさい(ニヤリ)」
「ええええええええええええええええええ」
「シンジ、王様の命令は絶対よ(ギラッ)」
「だって、ミサトさんもそこにいるし・・・(チラッ)」
「そんなの見せつけるくらいが丁度いいのよ」

ミサトさんに助けを求めて僕が顔を向けるとダイニングのテーブルでエビチュ
を飲みながらうんざりした顔でこっちを見てる。からかうのも諦めてるっぽい。
どうやらあの酔いどれ保護者は僕を助ける気は全くないらしい。

「何よ、家来の分際で。キス位すぐしなさいよ。シンジのケチ!」
「二人っきりならともかく、ミサ、んぐっ・・・」

171 名前:王様ゲーム 投稿日:2007/11/29(木) 23:25:57 ID:???
僕はアスカに強引にソファに押し倒されてキスされた。こうなっちゃうと
さっきの王様ゲーム関係ないし。アスカの柔らかい唇は優しくふさぐ様に
キスしてきたけど、僕はアスカの頭を手で押さえて舌を入れて反撃した。
僕の逆襲にアスカは最初目を白黒させてたけど、しばらくしたらアスカの
目がトロンとしてきたので僕は身体を入れ替え、上になってそっと唇を離した。

「アスカぁ、普通にキスしたいって言えばいいのに」
「ふんだ。」

アスカは耳まで真っ赤にしながらプイッと顔を横に向けた。もう〜素直じゃ
ないんだから。まあそういう所もかわいいんだけど。

キキィーーーーーー、ブロロローーーーーン
突然、車が急発進する音が聞こえた。
ミサトさん・・・いくら僕らにあてられたからって、飲酒運転はまずいですよ。

その後ミサトは警察に見事捕まり免停を喰らって、毎日加持に送迎をして
もらうことで結婚が早まるのはもう少し先のお話。