【LAS人】こんなアスカは大好きだ!15【専用】
234 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/12/09(日) 17:50:28 ID:???
放課後、何やらトウジとケンスケが話し合っていた。
その騒ぎに興味をもったシンジが二人に話しかけた。
「どうしたの?」
「おおセンセか。いやな、ケンスケがこの前国連軍の宿泊イベントに行ったんやて」
「そうなんだよ、シンジ。夜基地に泊まらせてくれたんだけどさ、外国の軍人さんの鼾がうるさくてさ」
「でな?外人は鼾がキツイのかどうかとちゅー話をしとったんよ」

耳を塞ぐ仕草でその時の体験を語るケンスケを前にシンジは考え込む。
しばらくして結論が出たようで、パッと明るい顔で二人に言った。
「そんなことは無いと思うよ」
「そうかぇ?」
「うん、だってアスカは静かだもん」

なるほど、と頷いたトウジに対してケンスケは納得できない様子だった。
「でも壁があるだろ?俺の場合は宿舎のすぐ隣で寝ていたからさ」
「僕も同じだよ」

一瞬、教室が静まり返った。シンジは気にせず続ける。
「アスカは毎晩僕のベッドで寝るけど、とても静k」

その時、一瞬だけ紅色の髪の毛が通り過ぎたと思うと同時に、シンジの姿は消えていた。
その日廊下をかけていく真っ赤な少女と腕を引っ張られて連れて行かれる少年の姿が見えたそうな。