【LAS人】こんなアスカは大好きだ!15【専用】
魔法
244 名前:魔法 投稿日:2007/12/10(月) 03:03:51 ID:???
>>243
こんな感じでしょうか。ちょいと違ったかなー。

<夕方:葛城邸にて>

買い物から帰ってくるとリビングで寝ているアスカを発見したシンジ。
買ってきたものを冷蔵庫にしまい終わると、一旦自分の部屋に戻って
タオルケットを持ってリビングに。

「ったく人が夕飯の買い物しに行ってる間に・・・呑気なもんだよ」
ブツブツ言いながらシンジはタオルケットをかけてあげようとアスカに近づいた。

グッ ズルッ スト

シンジはタオルケットを踏んづけてそのまま体勢を崩したが、とっさに
柔道の前受身を取って大きな音を立てる事は防いだ。
(あ、焦ったあ。でもアスカを起こすような事にならなくてよかった)

見ると、シンジの目の前にはアスカの寝顔。
ふとフラッシュバックするユニゾン訓練の時のキス未遂。
(アスカって・・・本当にかわいいよな・・・)
シンジはまずいと思いつつ、アスカの唇に吸い寄せられていく。
触れたか触れないかの軽いキス。

「キスで魔法が解けて白雪姫が起きるかと思ったよ。ドキドキした〜」
シンジはそう独り言を言うと真っ赤な顔して急いでキッチンへ向った。

「バカ、あたしはあんたの恋の魔法にとっくにかかってるんだから」
誰にも聞こえないくらい小さく囁くと右手の人差し指で軽く唇をなぞって
嬉しそうにちょっと微笑んだ後にアスカは再び目を閉じた。

その日の葛城家の夕食のおかずが一品増えてたのは言うまで無い。