【LAS人】こんなアスカは大好きだ!15【専用】
25時
- 417 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2007/12/28(金) 21:20:35 ID:???
- 最近、密かに楽しみにしていることがある。それは――
時計の針が25時を指そうとしている時間。襖がそっと開けられる。
アタシの部屋に無断で侵入したアイツが、ベッドの傍らに腰を下ろし
アタシの顔を覗き込む。
「うなされてないよね。いい夢見てるかな?」
そんな事を呟きながら、アイツはアタシの髪をゆっくり優しく撫でる。
「ごめんね。勝手にこんな事して。でもアスカの事が――だから」
暗闇に感謝する。明るい所だときっと顔が真っ赤なせいで狸寝入りがばれてしまう。
「起きちゃったら、また『キモチワルイ』かなぁ?」
悔しいけど、キモチイイわよ大バカシンジ!!
手。マグマの中で助けてくれた。美味しい料理を作ってくれた。アタシを穢した。殺そうとした――
――その全てが今は愛しい。