【LAS人】こんなアスカは大好きだ!15【専用】
高い高い
464 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/06(日) 20:57:28 ID:???
「そーれ高い高ーい」
「きゃっきゃっ」
「………」
「ミライはホントかわいいねアスカ」
「……」
「アスカ?」
「ア、アタシも高い高いして!」
「えっ、流石にアスカじゃ重くて無理だよ」
「そんな……もうアタシは要らない妻なのね…」

落ちはない

465 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/06(日) 21:13:33 ID:???
「・・・毎晩、僕の上で、『落ちるぅ、落ちちゃうぅぅ』 って、叫んでるくせに・・」

などと、とんでもない事を、言い出すシンジ君。

(続きを、頼む・・)

468 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/07(月) 00:48:32 ID:???
無駄に直接的な描写はしない。それは漢の浪漫である。

>>465 ミッション了解☆狙い撃ちだぜ

「ア、アタシも高い高いして欲しいっ」
「アスカ…うん、分かった。でも、ミライの目の前だと、ミライがご機嫌
損ねちゃうかもしれないから、後でいい?」
幼い愛娘に嫉妬して、高い高いをして欲しいとシンジに要求してしまった。
でも、シンジは照れたようなそれでも優しい笑顔で応えてくれた。

「でも流石に、頭の上まで持ち上げるのは無理だから、これで許してね」
ミライを寝かしつけた後、シンジはアタシをお姫様抱っこで抱えあげて、
ミライをあやす時のようにゆっくりと揺らしてくれた。

―でも、この後、本当にアタシは高いところへ連れて行かれてしまった。
気持ちが良すぎて、どっちが空なのか地なのか分からない。
アタシがいるのはどっち?飛んでいるのか、落ちているのか、分からない。
「と、とんじゃう、おちちゃうぅ!こわひ、しんじぃ」
でも、恐怖はすぐに無くなる。シンジがアタシの手を握り、繋ぎ止めてくれる。
指と指を絡ませ、足と足を絡ませ、何処までも高く、深く。

頭の中で光が瞬いて、アタシは―