【LAS人】こんなアスカは大好きだ!15【専用】
大人のキスの続き
472 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/08(火) 00:47:57 ID:???
紅い海よりの帰還から早数年。色々色々あったけれども、葛城家は以前と
同じ面々で営まれている。サードインパクトの物理的な影響のせいで、
地軸が再び戻ったため、新葛城家の4畳半の居間は炬燵が席巻している。
そして、3人で行われたささやかな新年会も終局を迎えようとしていた。

「アスカは完全に撃沈しちゃってるわね。それにしても、シンちゃんと二人だけで
話すってのも久しぶりねえ」
「そういえば、そうですね」
「最近はアスカとべったりだもんね〜。…でも、わたしがこんな事言う資格はないかも
しれないけど、ホントに二人がこうなって良かった思ってるの」
「ミサトさん…」
「ん〜、でも、って事はもう大人のキスの続きはお呼びじゃないわねん」
「ミ、ミサトさん!もう、からかわないで下さいよ。…ッ!」
炬燵の中で、寝ていたはずのアスカの足が、シンジの足を挟み込み締め上げる。
あのしなやかで綺麗な足から、どうやったらこんなに力が出るのか。シンジは冷や汗
と脂汗が混じった物を流しながら、戦慄した。

「んー、それじゃ明日はまた仕事だから、後片付け申し訳ないけど、おやすみなさい」
「は、はい、おやすみなさい」
普段のミサトであれば、シンジの微妙な変化にも気付いたかもしれないが、それなりの
量を飲んでいたため気付く事はなかった。そして、そのまま固まる事十数分、突然シンジは
もの凄い力で炬燵の中に引きずりこまれた。
「シンジ…細かい事は聞きたくないし、聞かないわ。ミサトとキスしたことあるのね?」
「ハイ…」
「アタシはアンタの事独占しないと気がすまない性質なの。」
「ヨクゾンジテオリマス…」
「心配しなくても、取って食いはしないわよ…んっ…」
アスカのしなやかな肢体が、蛇のようにシンジの体に絡まる。舌と舌が絡み合い、
互いの手は狂おしいばかりに、髪や背中を撫ぜ回す。深々と抱き合い、もどかしげに体を揺する。
電源の切られた炬燵の闇の中、いつまでもくぐもった声と、微かな水音が響いていた。
  
えっちなことはしてませんから。