【LAS人】こんなアスカは大好きだ!16【専用】
こね回しなさいよ
296 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/04/04(金) 22:04:56 ID:???
寸止め置いときます

アスカが突然、ドイツパンが食べたいと言い出したので、要望に応える形でシンジは
ライ麦粉ほか原料を調達してきて、キッチンで格闘を始めたのだった。
初めは、シンジの作業を嬉しそうに見ていたアスカだったが、シンジがパン生地を
捏ねだすと、目つきが少し険しくなってきた。
「…(じー)」
「…」
「…(じぃ〜い)」
「…?アスカ、一体どうしたの?」
「な、何でもないわよ、何でも」

『何でもないって感じじゃないけど?』と口には出さずに作業を再開したシンジだったが
アスカの眼光は鋭くなるばかりだった。堪りかねたシンジは理由を聞くことにしたのだが
それは、混沌と言う名の螺旋回廊への入り口だった。
「なんかさ、アンタの手つきやらしくない?」
「はぁ?なんでそうなるの」
「何か気に食わないのよっ。アンタが他の女の胸をこね回してるみたいで!」
「そ、そんな無茶苦茶な。そもそも、僕女の人の胸なんて……ぁ」
「胸なんて?『ぁ』って何よ『ぁ』って!?」

以前、レイの部屋であった事を思い出してしまい、返答に詰まったのが運のつき、背後から
『天国と地獄ホールド(仮称)』で締め上げられたシンジは、その事をゲロってしまった。
「ぬぁんですって〜!!」
「事故だったんだよっ」
「過失でも、お仕置きが必要だわ。このムッツリスケベ!!」

「…あ、あすか、これって絶対お仕置きじゃないよ」
「あっ、あん、やっ、そんなに優しくじゃダメ、あんっ、もっと強くこね回しなさいよ、ばかシンジ」
お仕置きが何であったかは、2人と1羽以外知る由も無い。