【LAS人】こんなアスカは大好きだ!16【専用】
リラックス
- 846 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/05/19(月) 02:19:24 ID:???
- 「『NERVはなぜ少年少女の心のケアをしないのか』といった批判が多いので、
精神安定のための特別施設を用意してみたわ」
「へー・・・ってリツコ、これ、ただの部屋じゃないの?」
「慌てないでミサト。今説明するわ」
今回用意されたのは、アスカ用の試験施設。といっても、何の変哲も無い部屋。
ただし監視カメラの類は取り付けず、テレビやゲームなどは備え付けてあるし、持ち込みも可。
さらに―――
「リラックスと同時に、アスカには甘える対象が必要よ。
だから部屋を利用する時は、シンジ君も一緒に入ってちょうだい。
アスカ、あなたは、部屋にいる間はシンジ君に思い切り甘えなさい」
「………へ?! な、なによそれ」
「最初はロールプレイ(演技)で構わないわ。それでも効果があるはずだから。そうね? 膝枕でもしてもらったら?」
「ちょ、ちょっと待ってよリツコ。
わたしイヤよ、シンジなんかにあ、あま…甘えるなんて、演技でもぜ〜ったい無理!
せめて、バカシンジじゃなくて加持さんに代えてくれたら―――」
「加持は多忙なの、知ってるでしょ。シンジ君なら都合を合わせるのが簡単だし、それにアスカ、
今も家の仕事はずいぶんシンジ君に押し付けているらしいじゃない? それだって甘えてるうちだわ」
「でぇもぉ」
「最低でも週に一日、一時間。伸びる分には自由よ。
メンタルの安定もパイロットには必要である以上、これは命令です。監視がないからってサボらないでね」
不満たらたらのアスカさん。
でも一月もしないうちに、毎日シンジ君を連れて入り浸るようになりました。
- 847 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/05/19(月) 02:53:05 ID:???
- 「ア、アスカそろそろ出なきゃマズいよ、もうこんな時間だよ?」
「いいじゃなーい、アタシたちはリラックスしなきゃいけないのよー」
「ここ最近学校居る時以外ずっとここに入り浸りじゃないか!」
「んー♪」
「す、すりすりしてないで、ここから出よう?ね?」
「むー」
「わひゃっ!ど、どうして抱きつくの!」
「だって、甘えてる演技しなきゃいけないんだもーん」
「うう…もう、アスカはしょうがないなぁ…」
「もっと、ぎゅーってしてっ♪」
「ご、ご飯…はぐ」
「くぇー!(食べるなー!)」
2人が試験施設に入り浸るようになり食事が用意されなくて死にそうなミサトさん。
そしてミサトさんに食べられそうなペンペンくん。
- 848 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/05/19(月) 12:15:30 ID:???
- 「アスカぁ〜もう家で好きなだけシンジくんに甘えていいから
帰って来てちょうだい・・・お願い・・・」
白旗揚げたミサト姉さん。
試練の日々の始まりでもありましたとさ。