【LAS人】こんなアスカは大好きだ!16【専用】
黒板
860 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/05/19(月) 22:23:07 ID:???
放課後。週番の掃除登板を終えたアスカさんは1人になったのをいいことに、クラスの黒板に自分とシンジくんの相合い傘を書いて御満悦な表情。
「さて、そろそろ消さなきゃ。あ!その前に黒板消しも綺麗にしとこ」
窓を開けて、パンパンと黒板消しを叩く。
と、その時…!
「あっ!!」
手を滑らせてしまい、黒板消しが窓の外に落ちてしまいました。
「や、ヤバいわ!早く消さなきゃいけないのに!!」
急いで廊下に出ていくアスカさん。


そして黒板消しを奪還したアスカさんが教室に帰ってくると・・・
「あ、アスカおかえり…」
「し、シンジ!?」
靴箱で掃除が終わるのを待っていたシンジくんがいたのでした。
あまりにも掃除が遅いアスカさんが心配になったからです。
しかしそんな優しさに喜ぶことも忘れて、アスカさんは急いで黒板に目を移す。
「あ、あれ?」
しかし、先程まで黒板に描かれていた相合い傘は、綺麗サッパリ消えていたのだった。
「ね、ねぇ?この黒板って…なんか書いてなかった?」
「え?な、何も書いてなかったよ。もう帰ろアスカ」
「・・・うん」(用務員の人か何かが消したのかしら)

右手の平が真っ白に染まったシンジくんに気付かないアスカさんでした。