【LAS人】こんなアスカは大好きだ!17【専用】
筋力トレーニング
- 185 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/06/08(日) 13:33:11 ID:???
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ここの所、休日に雨が降ることが多かったので、久々の好天にアスカは嬉々として
朝から買い物に出かけていった。そして、昼過ぎに帰宅したのだが、リビングに入ると
―シンジが筋力トレーニングをしているのを見て―固まってしまった。
「…どーいう風の吹き回しよ。何やってんのよアンタ」
「何って、見ての通りだよ。お昼ごはん食べてきたの?」
「食べてないわ、それより、どういう事よ?説明しなさい。ああ、道理で今日は妙に
天気が良いと思ったわ」
「ひ、酷い。それに、別に何も…」
「アンタ、そーやって視線を反らしながら言っても説得力無いわよ」
こうなってくると、納得するまで喰らい付いてくるのは分かっていたし、シンジとしては
アスカに嘘をつきたくないので、素直に話すことにした。
「今度、加地さんが新湘南に連れて行ってくれるって約束したから、ちょっと見栄えが
良くなるように、その、しようかと…」
「却下。あんの無精ひげ、シンジを撒き餌にして悪事を働くつもりね」
「アスカ、加地さんの事好きだったんじゃ」
「過去に縛られてたら、人間生きていけないわ。若さゆえの過ちよ」
「僕もアスカの事言えないけど、この間まで全力で過去に縛られてた人が言っても
説得力が…うぐっ」
- 186 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/06/08(日) 13:33:45 ID:???
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腹筋運動中のシンジのお腹に腰掛けながら、アスカは艶っぽい視線をシンジに向けた
「ともかく、アンタみたいなの砂浜に持ってたら、ミサトみたいな変態ショタコンの
餌食になるのが関の山だわ…ふぅん、結構腹筋硬いじゃない」
「ア、アスカ、退いてよ」
「どうやったらアタシが退くのか自分で考えなさいよ」
そのまま、アスカはマウントポジションに移行した。綺麗な蜂蜜色の髪が、サラリとシンジの
頬を撫でていき、フワリと甘い香りが鼻控をくすぐった。
「…あの時…みたいだね。逆だけど」
「そうね。…ってしんみりさせようとしても無駄よ。その手は食わないわ」
「ぅ、いぢわるなアスカには、いぢわるしても罰当たらないよね」
「ばかしんじ、キモチイイ」
久々に寸止めが通りますよ…とっ