【LAS人】こんなアスカは大好きだ!17【専用】
ここのところ、お互いにべったりなシンジとアスカ
- 81 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/05/31(土) 06:52:28 ID:???
- 週末がやってきた。ここのところ、お互いにべったりなシンジとアスカだったが、今日に限っては、
アスカは友人の洞木嬢と買い物に出かけてしまい、シンジは一人だった。一通り家事を終わらせ、
質素な昼食を採った後、シンジはリビングで横になりながら、ぼんやり考え事をしてていたのだが、
不意に鳴ったインターフォンが、その作業を中断させた。
インターフォンのモニターを見ると、そこには、友人の妹二人がいた。
「「こんにちわー」」
「あれ?ノゾミちゃんに、ナツちゃん。どうしたの?」
「お姉ちゃん、アスカさんと出かけちゃって夕方まで帰ってこないって言ってたからちゃ〜んすかな、
って思いまして」
「ちょっ、ちょっとノゾミの。幾らなんでも直球すぎるっす。いやー、たまたま近くに来たのですが、
シンジ兄のチェロが聞きたいかなーなんて思いまして」
「??まあ、とにかく立ち話も何だし、上がってよ」
碇シンジは困惑していた。そして、それは間もなく、戦慄へと変わった。茜色に染まったリビング
ルームにて、二人の少女が自分にすがり付いて、心地良さそうに寝息を立てている。そして、
リビングルームの入り口には、修羅がいた。
「ふ〜ん、いいご身分でいらっしゃいますわね、無敵のシンジ様」
「…今更だけど、僕は今日この時、無神論者になった。神等無、嗚呼、神等無」
「んー、シンジさん。もっとぉ」「シンジ兄、あったかい…」
「ただいま、って、何やってんのシンちゃん、アスカ?」
「お、お帰りなさいミサトさん。うぐゅ」
「…アンタは喋るの禁止。ミサト。見世物じゃないのよ、とっととあっち行きなさい」
「…御飯は?」
「インスタントで何とかしなさい」
リビングルームで正座したシンジに、アスカはコアラの子供よろしく、正面からがっしりと抱きついて
いる。二人が帰ってから、かれこれ2時間にはなるだろうか。まだまだアスカの気が収まる気配はない。
完全に足が痺れてしまって動けなくなったシンジは、それから、夕飯代わりにアスカに捕食されたとか。