LAS人】こんなアスカは大好きだ!2【専用】
102氏×105氏×◆YjsWqh8B4w氏
102 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:04/05/22 06:37 ID:???
荷台付き自転車を買ってきたアスカさん

「シンジ!今日から買い物はこれで行きなさい」
「あの・・アスカ、なんだかよくわからないけどありがとう」

シンジ君がその自転車に乗って買い物に行こうとすると

「シンジ!何一人で行こうとしてるのよ!アタシも行くから後ろに乗せなさい」

そんな事を言いながら後ろの荷台に乗り、
顔を真っ赤にしながらシンジ君にしっかりしがみつくアスカさん


105 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:04/05/22 15:31 ID:???
個人的には
>顔を真っ赤にしながらシンジ君にしっかりしがみつくアスカさん
よりも、喜色満面の笑みを浮かべながらシンジ君をいじり倒すアスカさん、の方が好みだったり。

「ちょ、アスカ!危ないって!!」
「いーから、フラフラしてないでしっかりこぎなさいよ。こけたりしたらしょーちしないわよ!!」
後ろからいろいろとイタズラに精を出すアスカさんと、必死にあしらいながらチャリをこぐシンジ君。


107 名前: ◆YjsWqh8B4w 投稿日:04/05/23 02:46 ID:???
>>105さんの勝手に続き
「ほーれほれ」
心底意地悪く笑いながら、脇を突付いたり首筋を髪の毛の先で擽ったり。
そんなアスカの攻撃を、腕で、或いは首を竦めてガードしながら自転車を漕ぐシンジ。
フラフラ左右に揺らめきながら走る自転車。サドルと荷台の間で飛び交っていた笑い声が、ふと止む。

「…………アスカ?」

心配そうに呼び掛ける声に答えず、その背中にギュッと耳と頬を押し付ける。

「…………どうしたのさ? 急に「すっごい鼓動。ドキドキいってる」

そのまま、両手をシンジのお腹で組む。

「……あ、あのさ、アスカ?……どう、したの」
「…………いいのっ! いいから、黙って漕ぎなさい」

108 名前: ◆YjsWqh8B4w 投稿日:04/05/23 02:47 ID:???
ぎゅっと、両手に力を込めて、広くも無い背中に頬擦りする。日向で乾いたシャツと、少しの汗の匂い。
背中越しに響く声は、いつも聞いてるよりも低く大人っぽく聞こえて、少し鼓動が高鳴った。

「……あのさ、アスカ……………買い物は…ちょっと、遠くのスーパーにしようか?」
「?!…………うん。そう、それが良いわ」
「行きは上り坂なんだけど「アタシは降りないわよ」
「…………だよね」

苦笑するような背中の揺れを、頬と耳に感じる。

「帰りも降りないわよ?」

今度ははっきり、シンジは笑って。グッとスピードアップして、少し頼もしい声がした。

「いいよ。しっかり掴まってて」

“やだって言ってもそーするわよーだ”
Tシャツの背中に、そう染み込ませた。アイスぐらいは…………奢ってやろうと考えながら。
 * * * * *
イチャイチャも良いんだけど、こういう微妙な空気感が好き。