【LAS人】こんなアスカは大好きだ!3【専用】
エロでスマソ氏
876 名前:1/5 エロでスマソ 投稿日:04/09/06 01:35 ID:???
「すっかり遅くなっちゃった。もう、ごはん出来てるかな」
学校帰り、ヒカリの買い物に付き合わされた今日のアスカの帰宅時間は
シンジと二人で帰宅する、普段の時間帯より二時間ほど遅かった。
玄関を開けて、いつもなら口にするはずの「ただいまー」という言葉を飲み込んでみた。
それは、キッチンに人の気配を感じなかったから。
部屋に篭もってるであろうシンジを驚かせてみたかったから。
ダイニングテーブルに鞄をそっと置き、シンジの部屋へ忍び足で近づく。
そっと襖に耳を欹ててみると、シンジの声が聞こえた。
「アスカ」
どうやら自分の悪戯は、すでに勘付かれていたらしい。
子供じみた自分の行動に些かばつの悪くなったアスカ。
「ばれてた?シンジって、忍びの者?」
苦笑しつつ襖を開けた。
しかし、目の前の光景はアスカの想像を絶する物だった。
ベッドに横たわるシンジ。左手にはアスカの写真。
右手は、膝までズボンを降ろし、むき出しになったペニスを激しく扱いていた。
「あ、アスカっ!」
突然の来訪者に驚いたシンジだったが、その衝撃も目前まで迫っていた射精欲は止められなかった。
狼狽するシンジの表情とは裏腹に、右手が掴んだままのペニスからは白濁した彼の欲望が勢いよく吐き出されていた。

877 名前:2/5 エロでスマソ 投稿日:04/09/06 01:36 ID:???
「な、何してんのよ!エッチ、変態、痴漢、バカー!」
顔を真っ赤にしてアスカが怒鳴る。しかし
「ひ、ひどいよ!なんでノックもしないで開けるのさ!ただいまも言わなっ・・なん・・・ひ、ひどっ、うぅ」
瞳に涙を溜めてシンジが叫んだ。
「こんな時間にそんな事してる方が悪いのよ!」
アスカが反論するが
「じゃあ、アスカは平気なの?・・ひっく・・アスカがしてる時にボクが・・ひっ・・ノックも無しに
 アスカの部屋を覗いても・・へ、平気だって言うの?こんな時間にしてた自分が悪いって納得出来るの?」
シンジは泣きながら叫ぶ。かなり混乱気味な事はアスカの目にも可哀想なほど見てとれる。
アスカはシンジに背を向け
「わ、悪かったわよ。今日の事は無かった事にするから・・・シンジも忘れなさい・・
 ゆ、夕飯出来てるんでしょ?あたし、支度しておくから・・落ち着いたら、食べに来なさいよ」
そう言い終えると、素早く襖を閉めた。

878 名前:3/5 エロでスマソ 投稿日:04/09/06 01:37 ID:???
(泣く事ないじゃない・・あたしだってびっくりしたんだから・・・)
テーブルにシンジの茶碗を用意する。今日の夕飯はハンバーグにシーザーサラダ
それにコンソメのスープと、普段なら朝しかお目に掛からないはずの卵焼き用意されていた。
アスカの帰りが普段より遅い日は夕飯がちょっぴり豪華な事が多い。今日の様に。
帰ってきたアスカの喜ぶ顔を見るために。
アスカもそれにはうすうす気付いていた。
(悪い事しちゃったなぁ・・・もうそろそろ落ち着いたかしら?)
シンジの部屋の前に立つ。
「シンジ、ごはん用意出来たよ。食べよ」
襖を軽くノックして声を掛ける。
しかし返事が無い。
「ねぇ、シンジ。食べないとガリガリになっちゃうよ?あんた細いんだから、ちゃんと食べなきゃ駄目よ?」
出来るだけ優しく声を掛けたが、返事はなかなか返ってこなかった。
「ねぇ、シンジ・・・」
「今日はもう寝るよ。ごめんね、食器はそのままにしておいて良いから」
やっと返ってきたシンジの声は不自然なほどに抑揚の無いものだった。


879 名前:4/5 エロでスマソ 投稿日:04/09/06 01:37 ID:???
(何よ・・・あたしだってショック受けてるってのに、自分ばっか被害者みたいな態度取っちゃって)
湯船の中で考える。
天井を見上げ、深い溜息をひとつ吐く。
(・・・あたしの写真・・・見てたわよね、あいつ。なんとなく考えた事もあったけど・・ほんとにおかずにしてたんだ)
のぼせたかのように顔が熱くなる。
(ちょっと・・サービスしてあげよっかな・・・)


(アスカに見られた・・・アスカに・・・アスカの写真でしてるとこ・・・見られちゃった)
ベッドに横たわり、壁を見つめたまま、もう何時間が経ったのか。
シンジはどうしようもない喪失感を感じていた。
(もう、アスカの顔見れないよ・・・あんな恥ずかしいとこ見られちゃって)
その時、机の上に置いてあった携帯電話が鳴った。
誰からだろう?と、身を起こして液晶表示を確認する。
発信者は、今一番シンジが話したくない相手だった。
一度手に取ったそれを、また机の上に置き、頭から布団を被る。
しかし着信音はしつこく鳴り響いている。
(もう、ほっといてよ・・・)
いっその事、電源を切ってしまおうかと、再び身を起こした時、遠くからアスカの叫び声が聞こえた。
「さっさと出なさいよ!」
シンジはおそるおそる通話ボタンを押した。

880 名前:5/5 エロでスマソ 投稿日:04/09/06 01:38 ID:???
『さっきはごめん。気にしてないから、って言っても、あんたは気にしてるわよね』
「・・・・・」
『でね、もう一つごめん。あたし見ちゃった。あんたが持ってた写真も・・・』
「・・・・・」
『でもあたし達はこれからも一緒に暮らしていかなきゃいけないわけだし、わだかまりは早い段階で消しておいた方が建設的だと思うの』
「・・・・・」
『聞いてるの?』
「・・・聞いてるよ」
『あっそ。で、要はイーブンになれば良いのよね』
「?」
『でも、あたしはシンジにそんなとこ見せられないから・・・』
「??」
『・・・で、電話で勘弁してね』
「え?な、何が?」
『んっ・・・シンジ・・・あ・・うん・・・はぁん・・あっあ』
「ちょっ、あ、アスカ??」
『あぁ・・ん・・・ひゃっ・・し、シンジぃ・・んっ・・聞いてる?・・んっ・・今、シンジを想って・・し、してるの』
「え?アスカ・・・」
『んっ・・いい・・もっと、もっと呼んで・・・』
「アスカ・・・アスカ、アスカ、アスカ!」
『あぁ・・シンジ、シンジぃ・・・も、もういっちゃう・・・し、シンジ、あたしの事・・好き?」
「大好きだよ、アスカ。ずっとずっと好きだった」
『あっあっあ、いくぅ・・あたしもシンジの事・・ずっと好きだった・・の・・あぁぁぁぁぁあんっ』


結局二人は元の関係には戻れなかった。
元の、ただの同居人としての関係には。