【LAS人】こんなアスカは大好きだ!5【専用】
クリスマスネタ
220 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:04/12/21 00:56:03 ID:???
「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」とシンジに問うアスカさん。
つらつらつら、と欲しいものを並べるシンジ君。

最初はニコニコとして聞いていたが、いつまで経っても自分の名前が出てこないので、次第にイライラし始めるアスカさん。


アスカ 「そんなのよりもっと欲しいのがあるでしょー?」
シンジ「うーん?」
アスカ 「ホラ、例えば…その…アタシ…とかさ…」

キヨミズダイブ級の発言で心臓をバクバクいわせながら上目づかいでシンジを見つめるアスカさん。


シンジ「アハハ。アスカみたいなのが二人も居たら僕の体が持たないよ。」
爽やかに切り返され、激昂のあまり近くにあったガラスの灰皿でシンジの後頭部を激しく殴打するアスカさん。

頭から血を流して動かなくなったシンジを見て青ざめるアスカさん。

221 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:04/12/21 01:22:42 ID:???
クリスマスケーキはブッシュ・ド・ノエル以外認めないアスカさん。

つー訳でケーキを探して寒空の下、後部座席にミニスカサンタルックのアスカさんを乗せて
第三新東京市を自転車で駆けずり回るハメになるシンジ君。


シンジ「はぁはぁ…有った?」
アスカ 「駄目、無い! 次行くわよシンジ!」
シンジ「ねぇ、少し休ませてよ…」
アスカ 「駄目よ! アンタ、このアタシにケーキ無しでクリスマスイブを過ごせってーの?」
シンジ「どうせケーキなんてどれでも同じだよ…」


イブの夜に気になる異性とブッシュ・ド・ノエルを食べると仲が進展する、などと占いが書かれた雑誌を
例の夜の無茶が原因で風邪引いた自分のために、アスカさんが作ってくれたおかゆの
下敷きにされているのを発見するシンジ君。

アスカ 「なーにニヤケてんのよ。気持ち悪い。」
シンジ「ちょっとね…。」

222 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:04/12/21 07:09:34 ID:???
>>221勝手に続き

熱でとろんとした目でアスカさんの方を見ながら。

シンジ「・・けほ・・・一緒に食べたかったね。ブッシュドノエル」
アスカ「?! ア、アンタ、何でそれを!?」

黙って鍋敷きの雑誌を指差すシンジ君。
「・・・ぁぅ」とか言って固まるアスカさんにふにゃりと微笑みかけて、
風邪薬の効き目なのか、シンジ君はそのまま寝てしまう。
雑誌を指差した手が布団から出たままだったのを直そうとしたら、
眠ったシンジ君に手を握られてしまって、動けなくなるアスカさん。

アスカ「・・・この雑誌、アテになんないわね。・・・食べなくても進展したじゃん」

真っ赤になりながら手を握り返し、嬉しそうに寝顔を見続けるアスカさんであった。

223 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:04/12/21 18:36:00 ID:???
更に>>222の勝手に続き
クリスマスの次の日
「ただいま〜」
アスカは外から帰って来た。
「あ、アスカおかえり」
シンジが出迎えてくれた。
「シンジ、風邪治ってないんでしょ、無理しないで」
「大丈夫だよ、それよりも見せたい物があるんだ」
シンジはアスカの手を引き、リビングに向かう
リビングのテーブルの上には小さな箱が置いてあった。
「開けてみて」
アスカが箱を持ち上げた。
「シンジ…これ…」
「本を見ながら作ったんだ」
それはシンジ手作りのブッシュドノエルだった。
「クリスマス、もう終わっちゃったけどさ、一緒に食べようよ」
「うん」

その日から、シンジとアスカの中は更に進展した。
終わり