【LAS人】こんなアスカは大好きだ!7【専用】
『ヒカリに相談』
420 名前:ヒカリに相談@A 投稿日:2005/05/26(木) 19:43:21 ID:???
@
「・・・というわけで、このあたしの方から色々工夫してやってんのにさ。シンジのやつ、いまいち反応がないのよ」
「碇君が一番鈍感だ、ってアスカ言ってたものね。・・・・・・それで、具体的にはどんな事してるの?」
「えーとね―――」

「あいつが『頑張らなきゃ』って思うように、加持さんのこと沢山話したり」
「よく軽くこづき回してるわ。スキンシップね」
「甘えてるほうが可愛いかな、と思って、沢山ワガママ言って」
「嫉妬しやすいように、どうでもいい男共とデートしてみせたり。あ、とーぜん、デートするだけよ。なんか、モテのためには小悪魔系がいいとかなんとからしくて。ヒカリ、知ってた?」

「―――とまぁこんな所ね。どう?」
「そうね。何から矯正したらいいのかな」

A
「・・・というわけで、ヒカリのアドバイスのおかげで随分良くはなったと思うの。でも、まだあのバカはこっちの気持ちに気づいてないみたいで」
「その前に確認させて。アスカ、ちゃんと素直に表現してる? 恥ずかしいのは私だって分かるけど、アスカのはそのままだと変化球すぎて暴投なんだから」
「今は大丈夫だって!えーとね―――」

「おはようとお休みの2回はキス。どうしても、『暇つぶし』って言っちゃうのが課題ね」
「近所へのお買い物でもいいから、小さなデートを一日一回はして」
「家でシンジが座ってるときは、猫みたいにくっついたりスリスリするの。頭なでてもらうの、キモチいいのよ」
「与えられるばかりじゃいけないってヒカリが言ってたから、お風呂でシンジの背中流してあげたり。気がおかしくなるって言うから、アタシはタオル巻いてるけどね」

「―――ガンバって、次は大人のキスもしちゃおうかな。どう?」
「碇君の鈍感って、ひょっとして病気なのかしら?」

422 名前:勝手にシンジの想いを書いてみる 投稿日:2005/05/26(木) 19:58:32 ID:???
>>420
シ「最近アスカが変なんだ…」
ト「どこらへんがおかしん?あいつもとからおかしいっちゅうねん」
シ「朝起きるとおはようー無敵のシンジさまぁとかいってキスしてくるんだよなんか作り笑いみたいで怖いの」
ト「うへ…そりゃただごとじゃないで、変なもん食ったか、もしかしたらエヴァに精神を…」
シ「そうかもしれない…それだけじゃないんだよ!家でテレビ見てるとなんか後ろから抱き付いてきてシンジぃなでてーとか言ってくるの。
  あとなんか風呂入ろうとすると一緒に入ってきて、毎日毎日大変なシンジ様のお背中をおながししますわんとかいって一緒に入ってくるんだよ!」
ト「うひゃーそりゃ重症や、いや…まてよもしかしたらシンジをはめようとしてるのかもしれへんで。」
シ「後で虐めるために飴を与えてるわけ?ってことは明日あたり殺されるよ僕!」
ト「まちがいあらへん!今日は家に泊まってき!ワイのカレーをご馳走したるさかい」
シ「家に連絡したほうがいいかな?」
ト「アホか!!そしたら私もシンジ様と一緒に泊まるーとかいってワイまで被害がくるやんけ!」
シ「そ・・・そうか!よし今日はどこにも寄らないでトウジの家にいこう!ついでにケンスケも誘って男3人で会議だ!」
ト「ワイも協力するでー今日はカレーパーティーや!」




その頃ミサトのマンション
ア「おっそいなぁあいつ…せっかく私がカレー作って待ってるのに…いつもアイツに作らせてばっかだから極上のハンバーグカレーを作ったのになぁ…」
次の日涙ぼろぼろながしながらアスカに半殺死にされるシンジ

423 名前:ヒカリに相談BC 投稿日:2005/05/26(木) 20:40:25 ID:???
B「・・・シンジが、あのバカ・・・・・・浮気した・・・」
「ええぇ!!? だって、あなた達まだ付き合い始めたばっかりじゃない?!」
「・・・」
「それに、あの碇君が浮気だなんて」
「でもしたのよ! それも、それも・・・アタシの目の前でっ!!」

(回想)シンジが読んでたマンガ雑誌の表紙に、グラビアの女の子が二人いて・・・
あたし、「あんたどっちが好み?」って聞いたの。
そしたら、あいつはちょっと悩んで「どっちかと言えば右、かなぁ」―――って。

「回想終わり」
「あ、そこ台詞で言うのね」
「あたしは、『どっちでもないよ僕の好みはアスカだけだよ!』って言って欲しかっただけなのに!!! ね、シンジったら酷いでしょ?」
「酷いといえばヒドい話だけど」

C「良かった。最近は上手くいってるのね」
「うん、あのね、シンジがね、おうち帰るとすぐぎゅーっってしてくれるんだよ」
「・・・アスカ、なんだかあなたが幼児化してる気がするの」
「えへへー」
「顔も溶けてるし」
「――――――でも、幸せすぎるとそれが新しい不幸の元になるんだってことを、あたしは知ったわ」
「・・・急な流れね」

「惣流さん、最近成績が落ちてますよ。大変なのは分かるけど、もう少ししっかりね」
「集中して、アスカ。シンクロテスト中よ」
「なんや惣流。まっすぐ歩くこともできんのかい」

「―――てね。シンジのことでのーみそ満タンにしてると、皆して文句言うのよ」
「そう、良かったわね」
「あ。ヒカリ、それファーストに似てるわ」
(おしまい)