【LAS人】こんなアスカは大好きだ!9【専用】
632氏
632 名前:長文スマソ…書いたらとまらなくなってしまった… 投稿日:2006/02/11(土) 02:11:59 ID:???
「ねぇねぇアスカ、実はさっき新聞の人から遊園地のチケットをもらったんだけどさ」
「はぁ?遊園地?あんたバカァ?アタシがそんな子供だましのところ行くと思ってるの?死んでも嫌ッ」
「まだ何も言ってないんだけどな…じゃあ一人で行くよ・・・」
「ジャージか眼鏡でも誘ったら?男三人でラブラブデートでもしてきなさいよ」
「そっか、ごめんね そうだよね普通の子だったらこの歳じゃ行かないよね」
「今流行の映画なら0.15%の確立で考えたかもね、まぁチケット貰って加持さんか誰かと行くでしょうけど」
そして遊園地出発前日
「(結局トウジもケンスケも父さんも綾波もミサトさんもだめだったなぁ…
 遊園地なんて生まれて一度も行った事ないから楽しみにしてたのに…一人でも楽しめるかな?」
「なに用意してんの?アンタマジで一人で行く気?」
「だって生まれて一度もそんなところ行った事ないし、一人じゃ寂しいかもしれないけど、行ってみたいんだ。」
「(アタシと行きたいって何度も言ってくればアイツのせいにしていけたのに…バカな奴…)
 ま、一人で楽しんできなさいよ。アタシは明日はゆっくり読書でもするわ、ちゃんと夕食までには帰ってきてね?」
「う・・・うん」
「夕食までに帰ってこなかったらただじゃおかないわよ!」
「わ、わかったよ」
「じゃ、じゃあ僕もう寝るから…」
部屋に戻ってちょっと自己嫌悪なアスカさん
「なによ、あの寂しげな表情、何で素直にもう一度アタシを誘ってくれないかなぁ?
 そりゃ確かに断ったけど、もしかしたらだってあるのに…ホントにバカ、コレだからモテないのよ。」
おもむろにクローゼットを見て、あれじゃないコレじゃないと服を模索しだすアスカさん

633 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/02/11(土) 02:13:01 ID:???
「この程度ならいいかしら?いえ、駄目ね、学校でもヒカリ達に遊園地を馬鹿にした手前
 すぐアタシだとばれる格好だと次の日のターゲットはアタシだわ…
 あいつがしつこく誘ってきたなんて手も使えないし、あの様子じゃ学校でも一人で行くとか言ってるだろうし…」
「もぉーーーーなんでこんなことになってるんだろ、大体あいつが悪いのよ!映画の方が好きなのに遊園地とか!」
「たらぃまぁー ありゃ?シンジ君がいないわね?」
「(み、ミサト!?よ、よしこうなったらミサトに相談ね!)」
ガラッ 「みーさーとー ちょっと相談があるんだけど?」
「どうしたのアスカ?というかシンジ君が寝てるのはなぜ?朝は元気だったのに…」
「実はかくかくしかじかなのよ!でも死んでも嫌なんていったりしたのに今更行ける訳…」
「なーるほどねー どれ、このお姉さまが人肌脱いであげるわよん。あたしも断っちゃったしね」
「どうするのよ?」
「これよこれこれ、大人っぽくない香水と、あたしの大人っぽい服、コレだけのギャップならアスカだってわからないわよ」
「大人っぽいと言う割りに落ち着いた感じね、ちょっと年とった感じ?」
「この香水でシンジ君の周りだけ普段のアスカのオーラを出すのよ、んで服は落ち着いた感じにするの。
 ほら、これなら外見じゃアスカだってわからないでしょ?帽子かぶったらただの外人さんよん。」
「確かにコレならばれないかも」
「ついでに髪型もあたしがやったげる。ロングをそのままにしたんじゃばれるかもしれないでしょ?」
「ありがとミサト、実はアタシも遊園地なんて行った事ないの。難だがちょっと楽しみになってきたわ」
「アスカが素直じゃないなんて鈍感なシンジ君以外はみんな知ってるわ。胸張って行って来なさい。」
「そうだ、少し芝居をしましょうか。少しは機嫌直してあげなくちゃねぇ、ちょっと特訓するわよ!」

「えぇぇ、こんなんでだませるの?しかもアタシに妹なんていないわよ!」
「いいのよ適当で、機嫌直すだけなんだから!」

そして翌日
朝食を食べて、いざ出かけようとすると…
「ちょーっとまったぁぁぁ」
「ど、どうしたんですかミサトさん!?」
「ふふふ、先日誘われて断っちゃったけど、実は代わりを用意しておいたの。」

634 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/02/11(土) 02:16:35 ID:???
「代わりって…なんです?」
「紹介するわ、アスカの双子の妹の…」
「あの、どう見てもアスカなんですけど…」
「ちょっと、少しは冗談に乗れないわけぇ? せっかくアタシがこうまで決めたってのに…」
「ちょっとぉ、シンジ君をだますんじゃなかったの?」
「いいのよもう!あれから考えて決めた!仕方なく行くことにするわ!」
「え…でも無理しなくても…」
「うるさいわね!あんたがチワワみたいに見つめるからCMの音楽が聞こえてきて
 アタシに訴えかけてきたのよ!どうする〜アイフル〜ってね!だから仕方なくよ!」
すぐに機嫌を取り戻すシンジとなんだかんだでデート気分を味わうアスカさん
結局一番楽しむアスカさん。
帰る際に…
「今度は流行の映画にしてよね!遊園地も楽しかったけどアタシは映画とかを一緒に見えるのが好きなの!」
「う、うん、わかったよ、アスカ…今日は付き合ってくれてありがとう。」
「何よ急に…別にお礼なんていわれなくたって…」
「だってすごく楽しかったもん、一人だったらこうじゃなかっただろうし、何よりアスカだったから楽しめたんだ。」
「え…そ、そりゃファーストだったらジェットコースターに乗ってもこんな時、私どういう顔したらいいのかわからないの
 とか言うでしょうね…そこいらの女とアタシを比べてもらっちゃ困るわ!」
「うん、アスカが僕と同じで子供っぽくて素敵だなって改めて実感したよ!」
「な、何言ってんのよ!コレだけ落ち着いた服着てるのに子供なわけないでしょ?」
「だって一番可愛い表情だったのアスカだよ!周りのどんな女の子より子供っぽくて可愛かった。」
「もう、ふざけないでよ!さっさと帰るわよ!」
「うん、そうだね」
「(何素直になってんのよ!コレが恐るべきデートパワーなわけぇ?で、でも今の気分に浸りたいじゃない!)」
「どうしたの?アスカ」
「シンジッ ん!」手を差し出して…
「ど、どうしたの?」
「女の子がこうやったら何してほしいかわからないの?アタシに言わせる気?」
「あ、わ、わかったよ、なんか子供っぽいなぁ…」
「シンジ…また来ようねっ」チュッ
あまりの出来事に家まで言葉を失うシンジ
ラーブリアースカさんになりかけるアスカさん

635 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/02/11(土) 02:21:10 ID:???
しかし翌日
「シンジ、きいたでぇ!噂の年上の金髪美女はだれや!」
「え?な、何の話?」
「隠しても無駄だぞ!昨日お前と20歳ぐらいの金髪美女が手をつないで歩いてたのを見た奴がいるんだ!」
「え…ま、まぁちょっといろいろと…」
「誰や?噂じゃめっちゃやさしそうな顔しとったいうやん、うちの金髪とはえらい違いじゃのぉ」
「ほんとだよまったく、大体なんでいつも君ばっか当たりが来るかなぁ?まぁ見た目だけの当たりもいるけどさ」
「な、なんです…むぶっ」
「ひ、ヒカリ!何するのよ!」
「知ってるわよ、アスカなんでしょ?でも碇君がせっかく隠してくれてるんだから黙ってなさいよ。」
「結局あんたにはばればれなのね…」
「だって碇君があれだけ機嫌がいいもの、それにアスカのその携帯ストラップは遊園地のマスコットじゃない?」
「あちゃーあいつに買ってもらって付けっぱなしだったわ…べ、別に喜んでなんか!」
「じゃあ私に頂戴よ」
「絶対だめ!初めてあいつに買ってもらったんだもん!宝物…ッ!」
「本音が出ちゃったみたいねー」
「(こうなったら…)シンジ!あんた何美人とつるんでるの!アタシ以外の人とデートなんて許さないわ!」
「アスカ、あなた追い込まれるとすぐボロが出ちゃうのね…素直じゃないんだから…」

結局クラスにいじられるアスカさん
二度とデートなんて行かない!と心に決めるが…
「アスカ〜あの言ってた映画のチケット買ってきたんだけどさ、加持さんと見るなら…」
シンジが無理してチケットを買ってきたため、次の週にはセカンドデートが待ってたアスカさん

蛇足
「あ、そうだ綾波、これアスカからおみやげだってさ、ジェットコースターのストラップ」
「ありがとう…でも私、こんな時どういう顔したらいいかわからないの…」
「やっぱ言った通りの反応じゃない!」

すんません、理由がツンデレなのに適当すぎましたorz
LASにさえなってないかも…スマソ