【LAS人】こんなアスカは大好きだ!9【専用】
920氏
920 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/04/10(月) 01:02:24 ID:???
(ふむふむ…まず右側の胸を右手にのせ…こうかな?)
夕食後、何気なく読んでいた雑誌に載っていた『バストアップマッサージ』をおもむろに実践し始めるアスカ。

(左手は右の胸の上に置き…右手の手のひらで…)
すぐそばにシンジがいるのも忘れ、夢中でマッサージを行うアスカ。

(服の上からじゃやりにくいわね…)
お腹の方からタンクトップの中に両手を突っ込んで、直にマッサージを行うアスカ。
タンクトップは半分くらいめくり上がっている。

(ん…?ちょっ!!!ア……アアスカ何やってんだ!!!???)
アスカの奇行に気付き、驚きのあまり目を丸くするシンジ。
そんなシンジの様子も露知らず、タンクトップの中に手を入れて胸を揉み続けるアスカ。

(見ちゃ駄目だ…見ちゃ駄目だ…平常心平常心…)
とか何とか考えながらも、目を見開いてアスカの所作を凝視し続けるシンジ。

921 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2006/04/10(月) 01:03:23 ID:???

数分後、少し疲れたのか、マッサージを中断したアスカ。
「なかなか難しいわね…ん…?」
「…あ」
雑誌から外した視線の先には、目をギラつかせて自分を見ているシンジ。
「……」
「…いや、あの「何見てんのよこのスケベ!!!!!!」
バシィ!!と、音を立てて雑誌がシンジの顔面にヒットする。
「い、痛い!」
「ずっとそうやって見てたわけ!?エッチチカンヘンタイ信じらんない!!!」
「そ、そんな…だったらこんなとこでそんなことするなよ!」
「なんですって!?あんたあたしが悪いって言うの!?」
「だ、だって…あ、アスカにそんなことされたら…いやでも見ちゃうよ」
「え!?…ど、どういう意味よ…それ」
「…あ、いや…その……」
「……」
「……」
「シンジ」
「え?」
バチッ
「い、いて!」
「……今日はそれで許してあげる。けど、次はこんなもんじゃ済まないからね!」
アスカはそう言い残すと、額を押さえるシンジを尻目に、とたたた、と小走りで自分の部屋へ戻ってしまった。

(な…なんだったんだ…一体……)
なんだか踏んだり蹴ったりだが、でもどこか嬉しそうなシンジ君でしたとさ。